いち林業者の独り言

林業を知らない人達に山の贈り物

林業ニュースより⑦


https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20200313/CK2020031302000010.html


こんにちわー!

 

いつも林業林業言ってるザジです!!

 

今日は林業ニュースより

 

 

三重県志摩市で今年の4月から始まる

 

 

「森林バンク」

 

 

は、思わず

 

「あーー!!っっ!!」

 

この手があったかーぁ。

 

盲点やったわーっと思わず独り言を呟いてしまいました笑

 

 

山林の持ち主がバンクに登録すれば、

 

 

炭焼き業者や製材業者などに紹介して貰えて、

荒れ放題で廃れてしまう山林に歯止めを掛けることにつながると言うもの。

 

思うに、これが全国に広まれば、

手入れの行き届いていない多くの山林が病気や虫害、日が当たらないことで枯れて朽ちてしまう現状の解消に大きく歩を進められると思うので、

広がっていく事に期待したいです。

 

また、志摩市の市内では約二十の炭焼き業者、薪製造業者、製材業者がいて、

 

海沿いには炭の原材料となるウバメガシなども多いので直ぐに取り入れられそうなのですが……

 

 

どこの山林でも必ず出てくる大きな問題の1つ

 

「所有者が分からない問題。」

 

が起こることによって、

 

「材料として利用するのに適した山があっても、所有者が分からないと利用できないことが多い」

これって結構大きな問題なんです。。。

 

 

これを解消出来れば、

木材等を必要とする利用者が増え、

国内の木材消費量が上がる事で、

やがては林業が盛り上がる事にも繋がっていくので、

山林を所有している人達は是非とも

 

「森林バンク」に登録してもらいたいと思います。

 

更に森林バンクは、

市外に居住していたり、高齢のため手入れできなかったりする持ち主と業者を結びつけることも出来る仕組みになっていて、

 

持ち主が森林バンクに登録した山林情報は、

市役所で確認が可能。

業者が山林を活用できると判断すれば、持ち主と個別に交渉し、許可を得れば、原材料として伐採することが可能になる。

 

山林所有者と利用者をダイレクトに繋げられるのはとても新しいシステムだと思いました。

 

林業豆知識】

家を建てるときに使われる建築材として、

木材はコンクリートや鉄筋に比べて長持ちすると聴いたことはあるでしょうか?

 

確かにお寺や神社の社や神宮は木造で、何百年も建っているイメージがありますよね?

 

それは何故かというと

木材は、コンクリートや鉄筋と比べて、

遥かに耐久性があることと、

木材特有の強度の仕組みに秘密があるからなんです。

続きは明日ー!笑

 

 

このブログをキッカケに林業の事を知って貰えたら嬉しいです。

 

最後まで読んで貰いありがとうございました。

 

でわでわ