いち林業者の独り言

林業を知らない人達に山の贈り物

頼って貰えること

こんにちわー!

 

いつも林業林業言っている西田(ザジ:あだ名)です!

 

先日岐阜県美濃市にある実践の林業を学ぶことの出来る学校、森林文化アカデミーに通う学生の人に依頼され

 

卒業論文のお手伝いに行って来ました!

 

お手伝いの内容は、

 

草刈り作業時に肩掛けを使わなかった時と

草刈り作業時に肩掛けを使用して

①姿勢を気にせずに草刈り機を使用した時

②背筋を伸ばして姿勢が崩れないように気にしながら草刈り機を使った時

 

3パターンを各10分間 草刈りをして

 

身体にかかる負荷と疲れ具合を

心拍数を作業前と作業後に計って調査するという実験研究でした。

 

やってみた感想は、

本職の人間は出来高を気にするので、条件を細かいところまで同じにしないと、

困るだろうな~笑

 

肩掛けを使わないと草刈り機の操作性(自由度)は高くなるが、

長時間続けることを考えると腕がダルくなって、不意にキックバックした時にケガの危険性が高くなるのと

機械を持ちながら山の斜面で踏ん張ったり、バランスを取って移動したりするのは気を遣うし疲れるなぁっと感じました。

 


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姿勢を崩さないように草刈り機を使う事は、普段意識していない事だったので、

動き辛く能率は下がる気はしましたが、

身体に対する負担は少なく楽でした。

 

肝心な出来高は、

3パターン全く同じ条件の現場状況では無かったので正確な違いを出すのは難しいと思いますが、

大きな違いは無かったので、

 

姿勢を意識して草刈り作業をする事は重要

(特に夏場)だという事が分かり勉強になりました。

 

研究の人柱として←言い方笑 

参加出来た事に感謝です!

 

更に、

この研究を通して将来、

草刈り機使用時の身体の負担軽減マニュアルのようなモノが出来れば

多くの作業者の人達に喜ばれると思います

 

そんな未来に繋がる研究に携わることが出来たのがとても嬉しかったです!

 

間違っても実験後にお昼ご飯を奢ってもらったからじゃないですからね!←

 

最後まで読んで貰いありがとうございます。

 

でわでわ〜